この記事では次のような人のために向けて解説しています。
・大学や専門学校に通わず、未経験からデザイナーになりたい人
・社会人になってから転職して独学でグラフィックデザイナーになりたい人
デザインができるようになると、今までよりも自己表現力が高まったり、あなたが発信したいことを伝えられるようになります。
大学や専門学校へ通わなくても、書籍やWebサイトを使って独学で学ぶ方法を、ご紹介していきます。
グラフィックデザインの勉強は独学でもできるの?
デザイニャー
グラフィックデザインの勉強は独学でもできるのかニャ?
先生
よくそういう質問を聞くんだけれど、結論から言うと独学でもグラフィックデザイナーになるのは可能だよ。
デザイニャー
でもデザインって他の教科と違って正解が一つじゃないから、決まった勉強法がなくって、それを独学で学ぶっていうのは、難しく感じちゃうニャン。
先生
その「難しい」というのは、何をどういう風に勉強すればいいのかわからないっていうことだよね。そんな場合は、デザイン学ぶ上でステップを決めて、デザインを学んでいくといいよ。
グラフィックデザインの勉強をする際の3つのポイント
先生
デザインは独学でできるんだけれど、一人でデザインを学ぶ際に、勉強で失敗したり挫折しないために、次の3つのポイントを念頭に置いて勉強してほしいんだ。
・どんなデザイナーになりたいのかを始めに決めておく
・デザインの勉強をする時間を確保しておく
・デザインを学ぶステップを間違えないように決めておく
先生
特に独学でデザインの勉強をしようとするときには、最終的なゴールのようなものを、つまりどんなデザイナーになりたいのかをはじめに決めておくと、何をどれくらい勉強すればいいのかが見えてくるし、モチベーションもアップして、学びやすいんだ。それに、デザインを勉強する時間をあらかじめ確保することで、スキルも身につきやすいんだ。
デザインを独学で学ぶと決めたら、しっかりそれと向き合って集中して学ぶことが独学で学ぶ秘訣です。
グラフィックデザインを学ぶ6つのステップ
先生
グラフィックデザインを学ぶのには6つのステップでやっていくと良いよ。
①デザインのルールと知識を学ぶ
②デザインの考え方や仕事の仕方を学ぶ
③グラフィックソフトを使って手を動かしながら学ぶ
④フリーフォントをダウンロードして使う
⑤自分のオリジナルでデザインを作ってみる
⑥たくさん実践を積み上げる
①デザインのルールと知識を学ぶ
先生
まず最初に、グラフィックデザインの基本のルールや知識を学ぼう。例えば次の3つのようなことだね。
・情報整理
・文字や画像をそろえるポイント
・メリハリの付け方
先生
この3つのことは、デザインをやっていく上での基本や知識の部分だよ。
先生
そんなことは全くなくて、いくつかのデザインの基本のルールを踏まえて、画像や文字を配置するようにするだけで、ぐっとデザインが良くなるんだよ。こういった基礎は1週間も頑張って勉強すれば、身につくものだよ。
デザインのルールと知識が学べる本2冊
先生
デザインの基本的なるルールとか知識を学ぶには、次の2冊の本を読めばばっちりだよ。
・なるほどデザイン
・ノンデザイナーズ・デザインブック
・なるほどデザイン
リンク
・ノンデザイナーズ・デザインブック
リンク
②デザインの考え方や仕事の仕方を学べる本1選
先生
デザインのルールと知識を学んだら、次は、デザインを仕事にすることを想定して、実際にデザイナーがどんな考え方をしているのかとか、仕事をどういう風にしているのかを学ぶんだ。それには、次の1冊を読むといいよ。
・デザイナーになる!
リンク
先生
この本を読むことで、グラフィックデザインの勉強をやっていく上でのポイントや意識したい点がわかるようになってくるよ。
③グラフィックソフトを使って手を動かしながら学ぶ
先生
グラフィックデザインの知識や考え方を、先に紹介した本で学べたら、今度は実際に手を動かしながらデザインを学んでみよう。
先生
グラフィックデザインの勉強で一番重要なのは、とにかくたくさんデザインを実際にすることなんだ。
デザイニャー
先に紹介してもらった本で学んだことを踏まえて手を動かしていくことが大事なんだよニャ。
先生
そうだね。デザインのルールを知らずに感覚だけでデザインをしても上達はしないからね。
デザイニャー
グラフィックデザインのソフトの使い方を学べる本ってどれがいいんだろうニャ?
先生
グラフィックデザインを学びたいなら、次の4冊から始めたらいいよ。
・デザインの学校 これからはじめるillustratorの本
・illustratorはじめての教科書
・デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本
・Photoshopはじめての教科書
・デザインの学校 これからはじめるillustratorの本
リンク
・illustratorはじめての教科書
リンク
・デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本
リンク
・Photoshopはじめての教科書
リンク
先生
そして、手を動かしてデザインをつくるには、グラフィックソフトが必要だよね。グラフィックデザイナーが使うツールについても次の3つを紹介するよ。
先生
知識習得をしながらグラフィックソフトを使えるようになるように、練習をしていこうね。
④フリーフォントをダウンロードして使う
先生
デザインは、画像とオブジェクト、そして文字が組み合わさってできているんだ。画像は、サイトや素材集から色々と選ぶのに、フォントだけありきたりになっているんじゃ、残念だよね。
先生
フォントにもフリーフォントというものがあるから、まずはいい!と思ったフォントをダウンロードしてみたらいいよ。
デザイニャー
デザインに合うフォントを選ぶことで少しデザイン力もアップするかニャン!
⑤自分のオリジナルでデザインを作ってみる
先生
書籍でデザインについて学んで、グラフィックソフトをある程度使いこなせるようになってきたら、自分のオリジナルでデザインを作ってみよう!
デザイニャー
いよいよ実践だニャン! でも、まだそんなにセンスがついているのか、全然自信がないニャン。
まずは自分の名刺を作ってみよう
先生
いきなり難しいデザインというのは、誰にもできない。そこで、まずは自分の名刺から作ってみることをおすすめするよ。
先生
デザイナーという肩書きで名刺を作ってみると良いよ。
猫でもわかる! illustratorで名刺を作ってみよう!独学で学んでいるデザイン初心者へ向けた、illustratorで名刺を作る様子を紹介しています。...
⑥たくさん実践を積み上げる
先生
デザインの基礎から学び、グラフィックソフトをある程度使えるうになって、名刺作成までしてきたね。
デザイニャー
最初は難しそうだと思ったし、今でもまだ慣れていないけれど、実際に自分の名刺を作ってみるのは、刺激的で楽しかったニャン。
先生
その「デザインが楽しい」という気持ち、すごく大切だし、その気持ちを持っているっていうことは、デザイナーに向いているのかもしれないね。
デザイニャー
デザイニャーがやっているバンドのポスターとか、CDジャケットとか、良いものが作れるように頑張るニャン!
先生
本当だったら、アルバイトでも良いから、現場に入るのが一番なんだけれど、未経験から現場に入るのは難しいことだから、自分のできる範囲で少しでも多くの実績を積み上げて行くことが大切だよ。
まとめ

この記事では次の13個のことについて、解説して来ました。
・グラフィックデザインの勉強は独学でもできるの?
・グラフィックデザインの勉強をする際の3つのポイント
・グラフィックデザインを学ぶ6つのステップ
・①デザインのルールと知識を学ぶ
・なるほどデザイン
・ノンデザイナーズ・デザインブック
・②デザインの考え方や仕事の仕方を学ぶ
・③グラフィックソフトを使って手を動かしながら学ぶ
・デザインの学校 これからはじめるillustratorの本
・illustratorはじめての教科書
・デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本
・Photoshopはじめての教科書
・④フリーフォントをダウンロードして使う
・⑤自分のオリジナルでデザインを作ってみる
・⑥たくさん実践を積み上げる
デザイニャー
独学でデザインを学ぶために役に立つサイトをたくさん教えてくれてありがとニャン。そして、デザインの基礎を学べる本も教えてくれたニャン。
先生
これからもこの教室でグラフィックデザインを独学で身につけたい人へ向けて、役に立てるような授業をして行くよ!