先生
この授業は次のような方におすすめだよ。
・これからグラフィックデザイナーを目指す方
・グラフィックデザイナーなんだけれど、周りとの意思疎通に慣れていない方
デザイニャー
この授業を受けていただくことで、上のような方のお役に立つ情報を知ることができ、デザイン力に加えて頭ひとつ抜きん出るグラフィックデザイナーになることができるかもしれないニャン。
先生
どうぞ最後までご覧になってください。
グラフィックデザイナーにはコミュニケーション力も必要

デザイニャー
グラフィックデザインの仕事は、パソコンに向かってひたすら黙々と作業をするという印象があるニャン。
先生
そう思われがちかもしれないけれど、実はコミュニケーション能力が欠かせない仕事なんだ。なぜなら、一つの作品を作るためにディレクターやコピーライターなど、他のスタッフと力を合わせる必要があるからね。
デザイニャー
他のスタッフとコミュニケーションが取れないと、クライアントの意図を汲み取ることができなかったり、独りよがりのデザインを作ってしまったりなてことになるから、コミュニケーション能力は、グラフィックデザイナーには欠かせないということだニャン。
コミュニケーション力が高い人の特徴

先生
コミュニケーションとはいっても、よく喋る人がコミュニケーション能力が高いとは限らないんだ。
デザイニャー
無口で内向的な人でも、相手の気持ちを察することができたり、会話を上手にすることができる人もいるよニャン。
先生
コミュニケーション能力には、「言語」と「非言語」の2つがあって、言語というのは、言葉そのもののことで、非言語というのは、表情や声音、身振り手振りなどといった聴覚、資格から得ることができるものなんだ。
コミュニケーション能力を磨くのには、「何を」「どうやって」話すかということに意識が向いてしまいがちですが、実際は、相手の感情を読み取る時には、大部分は、聴覚や資格から得ています。
コミュニケーション力を磨くコツ

先生
コミュニケーションは、人と話したり聞いたりする行動がともなってくるから、コミュニケーション能力を早く身につけるためには、上司や仲間の力を借りて、現場での実践を繰り返して磨いていく必要があるんだ。
デザイニャー
でも、グラフィックデザイナーは、デザインの技術の方が大事で、コミュニケーション能力は後に回しても良いんじゃないのと思うんだけどニャン。
先生
確かにデザイニャーのいう通りかもしれない。でも他の人よりも頭一つ抜けたグラフィックデザイナーになるためには、デザイナーに必要な基礎能力としてコミュニケーション能力を磨くのが一番大事なんじゃないかと思うんだ。
デザイニャー
そうなんだニャン。じゃあ、上司や仲間の力を借りてコミュニケーション能力を身につける具体的な方法について知りたいニャン。
先生
コミュニケーション能力を身につけるのに有効な「ピンポンルール」というのがあるんだ。
デザイニャー
それってなんだニャン?
先生
1対1で会話をしていく中で、自分が話す時間をおよそ4〜6割に留めるというルールで、6割以上話すと自分のことを話すぎ、4割未満になるとこちらの話に興味がないと思われてしまうんだ。
デザイニャー
だから、このバランスをとって会話をすることを心がけると良いということなんだニャン。
先生
こうやって上司や仲間の力を借りて、ケーススタディやロールプレイングなどのレクチャーをしてもらって現場で実践する必要があるんだ。
相手の話を最後まで聴くということを自らの態度や姿勢で示していって、さらには相手の伝えたいことを理解する力を身につけていくことが大事です。そして、相手の感情や本当の考え方を汲み取るために、日頃からクライアントやユーザーを意識して、観察することを習慣にして、読み解く力を伸ばしていきましょう。
まとめ

先生
この授業では次のようなことについてお話ししてきたよ。
・グラフィックデザイナーにはコミュニケーション力も必要
・コミュニケーション力が高い人の特徴
・コミュニケーション力を磨くコツ
私たちは頑張るあなたを応援しています。