・これからグラフィックデザイナーになりたいのだけれど、将来性があるのか不安な方
・これからのグラフィックデザイナーとして活躍するためにはどうしたら良いのか知りたい方
ああ
デザイニャー
この授業を受けることで、上のような不安や疑問を解消できて、これから新しいグラフィックデザイナーの働き方についてがわかるニャン。
グラフィックデザインの現状

デザイニャー
グラフィックデザインの仕事は、ポスターやチラシ、雑誌や本、看板など、紙媒体の広告の出版における眼にみえるデザインを担当する仕事だニャン。
先生
そうなんだけれど、最近は、雑誌や本の売り上げが低迷していて、発行部数自体も現象している傾向にあるんだ。
デザイニャー
それに、今の時代はなかなかものが売れなくなっていて、各企業は、広告宣伝にかける費用の削減を余儀なくされているんだニャン。
先生
そんな中、紙媒体や広告制作の仕事を中心にしているグラフィックデザイナーは、キャリアプランの変更などの対応を迫られているんだ。
デザイニャー
とはいっても、紙媒体は全くなくなるんじゃなくて、これからも一定の規模で残り続けると言われているし、またあらゆる分野でグラフィクの重要がなくなるというわけでも無いんだよニャン。
特に、インターネット市場が大幅に拡大していっていますが、Webにおけるグラフィック表現やネット広告などの需要は飛躍的に伸びていっています。今の状況を新しいチャンスと捉えて対応していけるかどうかが、これから先も長く活躍し続けることができるグラフィックデザイナーになるかどうかの分かれ道になるかもしれないと言われています。
グラフィックデザインの将来性

デザイニャー
これからは、Webの分野におけるグラフィックデザイナーの需要が見込まれるというお話を聞いたけれど、Webだけじゃなくて、映像やゲーム業界でも、高いグラフィック表現ができるデザイナーは求められ続けているニャン。
先生
そうだね。最近ではビジネスの現場においてデザインやクリエイティブの重要性が注目されてきていて、デザイナーやクリエイターなどの採用を積極的に行う、一般企業も増えてきているんだ。
デザイニャー
仕事でデザインが必要になることが多くなってきてて、その領域が曖昧になってきているから、これからはこうした時代の変化に対応してマルチな活躍ができるグラフィックデザイナーの将来性が広がっていくように感じるニャン。
先生
それと同時にグラフィックデザイナーの働き方も変わってきているんだ。これまでグラフィックデザインの仕事といえば都心に集中していたけれど、最近ではデバイスやネット環境、クラウドソーシングサービスなどが発展してきているから、クリエイティブ業界全体がリモート化していっているんだ。
デザイニャー
だから、これからは地方や在宅でもグラフィックデザイナーとして働くことができるようになってきているということだニャン。
先生
今後は、会社勤めや雇用形態にこだわらなければ、副業やフリーランスとして自分の仕事と掛け持ちして働ける求人も増えていく可能性もあるんだ。
今後はグラフィックデザインよりもWebデザインの時代?

デザイニャー
紙媒体からWebへの以降が進んでいっていて、グラフィックデザイナーよりもWebデザイナーの需要が上がっていくんじゃ無いかと言われているんだけれど、本当のところはどうなのかニャン?
・今後もグラフィックデザインの需要はある
・その上でWebデザインもできるようになることは必要
・グラフィックデザインとWebデザインの両方ができれば最強
今後もグラフィックデザインの需要はある

デザイニャー
大きなキャンペーンであったり、広告展開の場合は、商品パッケージやポスターなどのグラフィックデザインと、Webデザインや企画を連動させることも多いから、Webマーケティングのスキルを持ったグラフィックデザイナーは、これからも活躍できると言われているニャン。
先生
こういったことを、メディアミックスと呼んで、これからも進んでいくと考えられているんだ。
デザイニャー
それに紙媒体からWebへシフトしていっているけれど、印刷物不要になってきているわけでなくて、以前と比べて数は減ったとはいっても、それでもグラフィックデザインの需要はまだあるんだよニャン。
先生
実を言えばこういった状況は、グラフィックデザイナーにとっても有利に働く面もあるんだ。なぜかといったら、デザインの基礎やグラフィックソフトの操作方法など、グラフィックデザインとWebデザインには共通する点も多いからなんだ。
デザイニャー
クリエイター系の人材派遣会社によっては、Webデザイナーよりもグラフィックデザイナーのニーズが多いという声もあるそうだニャン。
先生
そうだね。例えば、福岡は通販大国だから、ダイレクトマーケティングの比重が多いから、グラフィックデザイナーが多く求められていると言われているんだ。
Webデザイナーにはないグラフィックデザイナーの強み5つ

先生
納品されたデザイン物だけをみることでわかる、Webデザイナーにはなくて、グラフィックデザイナーは持っていることが多い長所や強みはたくさんあって、例えば次の5つのようなものが挙げられるんだ。
グラフィックデザイナーの強み5つ
・手書きでデッサンが描ける
・デザインの基礎が身についている
・印刷物を作った経験が豊富
・ケアレスミスに強い
・色々なデザインを作れる
デザイニャー
上にあげてもらったものは、はあくまでそういう傾向にあるということで、グラフィックデザイナーの特性を持っているWebデザイナーもいるんだニャン。
先生
でもWebデザイナーが紙媒体の仕事をする時に、次の様なことでうまく対応できないこともあるんだ。
・パソコンソフトだけで作ろうとしてしまう
・デザイン以外にもコーディングの勉強をする時間も要る
・印刷物では無いのでミスがあることを前提でブラッシュアップしてしまう
・スマホファーストやフラットデザインによって、シンプルなデザインカンプで完了してしまう
デザイニャー
逆に言えば、グラフィクデザイナーがWebの能力をきちんと身につければ、品質の高いデザインカンプを作ることは容易くできるということだニャン。
その上でWebデザインもできるようになることは必要

デザイニャー
紙媒体のグラフィックデザインがなくならないとはいっても、グラフィックデザインの市場規模は縮小していることは事実なんだから、グラフィックデザイナーもWebデザインの仕事ができた方が良いんだよニャン。
先生
グラフィックデザイナーが持っているデザインのスキルや知識は、Webデザイナーよりも広い傾向だから、色々な案件に臨機応変に対応できるんだ。
デザイニャー
グラフィックデザイナーとしてのキャリアは大きなプラスになるということだよニャン。
先生
それに、Webデザイナーといったら、コーディングまでできないといけないと思われがちだけれど、それは所属している会社や案件によっても違ってくるんだ。
デザイニャー
Webデザイナーがデザインを作って、コーダーがコーディングで仕上げてくれることもあるから、Web系の案件も積極的に見てみるのも良いよニャン。
グラフィックデザインとWebデザインの両方ができれば最強

先生
そして、グラフィックデザインのスキルを活かすことで、紙とWebを融合したような仕事ができるという利点もあるんだ。
デザイニャー
最近は、そんなふうな案件が増えている傾向にあるもんニャン。
先生
例えば、メーカーが新商品を発売するときに、Web広告やプロモーションだけでなくて、その商品を多くスーパーやドラックストアなどの店舗にもチラシやポスターを用意するんだ。
デザイニャー
こんな場合には、Web用のものはWebデザイナーに、店舗用のものはグラフィックデザイナーにと分けて依頼するのは非効率的だよニャン。
先生
そうなると、デザインに統一感がなくなってしまうこともあるし、色々とコストも増えてしまう。でも、Webの知識も持っているグラフィックデザイナーがいたら、企業としたら助かるよね。
デザイニャー
Webデザイナーがあとでグラフィックデザインを学ぶよりも、グラフィックデザイナーがWebデザインを学んだ方が断然楽だよニャン。
先生
だから、グラフィックデザイナーは、Webの発達を武器にすることができるということが言えるんだ。
今後も需要があるグラフィックデザイナーであるためのポイント3つ

先生
支持された通りのデザインしか作れないグラフィックデザイナーは、これからは厳しい状況になることが予測されるんだ。
デザイニャー
そうならないためには、どういった付加価値を高めたら良いのかニャン。
先生
具体的には、次の3つのようなスキルを身につけておくと良いよ。
・ディレクション能力を身につけて数字を出せる様にする
・デザイン以外の付加価値を持つ
・Webデザインのスキルも身につける
ディレクション能力を身につけて数字を出せる様にする

先生
紙媒体もWebもデザインできるスキルを持っているとしても、デザインだけで給料をあげていくことはちょっと難しいかもしれないと言われているんだ。
デザイニャー
フリーランスだったら生産性をあげることで収入を増やすことができるけれど、スキルアップによる収入アップも検討した方が良いんだよニャン
先生
具体的に挙げると、クリエイティブディレクターやアートディレクター、Webディレクターになって、制作物のディレクションができる様にあんったらいいよ。
デザイニャー
クライアントとの駆け引きや、制作メンバーのマネジメントなど、求められるスキルは異なってくるニャン。
先生
それに加えて、作ったデザインの成果がどれくらいだったのかを数字で細かく分析して、クライアントに改善や次の施策を提案できるような能力もあると良いよ。
デザイニャー
それができれば、作って終わりじゃなくて、継続案件に繋げることもできるんだニャン。
デザイン以外の付加価値を持つ

デザイニャー
これからは「個の時代」が進んでいくと言われているから、個人力を磨いておくことが必要になるんだニャン。
先生
それはグラフィックデザイナーにも言えることで、デザイン以外にも何らかの付加価値を持っておくことが必要になるんだ。
デザイニャー
付加価値とは、自分の得意分野とも言い換えられるニャン。
・グラフィックデザイン✖️英語
・グラフィックデザイン✖️プログラミング
・グラフィックデザイン✖️マネジメントスキル
デザイニャー
上のように、専門性を掛け算することで、グラフィックデザイナーとしての希少価値が高まるし、可能性は無限大になるニャン。
先生
こんなふうに多面的なスキルが提供できる様になると、グラフィックデザイナーとしてますます活躍し続けることができる可能性が高まるんだ。
Webデザインのスキルも身につける

デザイニャー
紙媒体とWebの両方のスキルを持つことが前にも触れられているニャン。
先生
そのためには、Webデザインを学ぶことは必要不可欠だよ。
デザイニャー
Webサイトの王道のレイアウトや一般的な挙動については学んでおいた方が良いニャン。
先生
ただ注意して欲しいのは、ただ単にWebデザインができるだけではなくて、成果の出るWebデザインができる様にならないといけないということなんだ。
デザイニャー
紙と違ってWebは、成果を具体的な数字で出すことができるニャン。
先生
「良いデザイン」というわけでは評価されないことを頭に入れておこう。そのためにも、CROやLPOと言われるマーケティングの概念についても学んでおくことがおすすめだよ。
将来性のないグラフィックデザイナーの特徴

先生
将来性のないグラフィックデザイナーの特徴を言ってみたら、支持された通りのグラフィックデザインしか作れないということなんだ。
デザイニャー
そういったのは、いずれAIなどのこれから出てくる便利なシステムに追いやられていくものだからニャン。
先生
そう言った中、多面的にスキルを提供できたら、あなただけの持ち味を持ったグラフィックデザイナーとして社会で活躍し続けることができるんだ。
デザイニャー
要するに、さっきも触れた通り、専門性を掛け算していくということが大事なんだニャン。
先生
グラフィクデザイナーであるというよりも、グラフィックデザインの能力も持っている社会人といった感覚だね。
デザイニャー
グラフィクデザインの高い能力も持っているけれど、同時に料理の知識が専門家よりもあるし、Webマーケティングにも詳しいし、英語も話せるから、本当にいろんな仕事を頼みやすい、という感じで言われる様になれば、良いんだニャン。
将来性のあるグラフィックデザイナーになりたいならデザイン力を鍛えながら別のスキルも身につけよう

デザイニャー
ここまでお話を聞いてきて、グラフィックデザイナー自体は、将来性としてはこれからどうなるかわからないけれど、グラフィックデザインができる人の未来は明るいように感じるニャン。
先生
高い専門性を持ちつつ、個性のあるキャリアを持っていることで、これからの時代を生き抜いていくことができるんだ。
デザイニャー
そう考えられる様になると、一度身につけたスキルやキャリアは、別のキャリアやスキルを身につけていけば、必ず生きてくると言えるよニャン。
先生
これまで頑張ってきたグラフィックデザイナーの方が、別の世界に飛び込む時に、培ってきた経験が大きな力になるんだ。
デザイニャー
グラフィックデザイン以外のスキルも積み上げていきながら、グラフィックデザインの仕事に真剣に取り組むことで、これからも活躍していけるんだニャン。
まとめ

先生
この授業では次の様なことについてお話ししてきたよ。
・グラフィックデザインの現状
・グラフィックデザインの将来性
・今後はグラフィックデザインよりもWebデザインの時代?
・今後もグラフィックデザインの需要はある
・その上でWebデザインもできるようになることは必要
・グラフィックデザインとWebデザインの両方ができれば最強
・今後も需要があるグラフィックデザイナーであるためのポイント3つ
・ディレクション能力を身につけて数字を出せる様にする
・デザイン以外の付加価値を持つ
・Webデザインのスキルも身につける
・将来性のないグラフィックデザイナーの特徴
・将来性のあるグラフィックデザイナーになりたいならデザイン力を鍛えながら別のスキルも身につけよう
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