この記事は次のような人のために書きました。
・グラフィックデザイナーになりたいんだけれど、独学の勉強方法を知りたい
・グラフィックデザインの勉強におすすめの本を知りたい
・本当に独学でグラフィックデザイナーになれるのか不安
このような疑問や悩みをもたれているあなたのために、授業形式でまとめてみました。
どうぞ最後までご覧になってください。
独学でグラフィックデザインを勉強をする上で大切なこと

・ゴールを明確に設定する
・短期集中で勉強する
ゴールを明確に設定する

グラフィックデザインの勉強をするのにまず大切なことは、ゴールを明確に設定することです。
特に働きながらグラフィックデザインを目指されている方は、勉強時間が少なくなるので、効率的に学習を進めていくべきです。
・グラフィックデザインができるようになる定義は、ポスター制作ができるようになること
・それを達成する期限を儲ける
この2つを明確にした上で勉強していきましょう。
短期集中で勉強する

未経験からデザインを学んでデザイナーになりたいという方もいると思いますが、ダラダラと勉強をするべきではありません。
・デザインのスキルは実践で身につくし、成長できるから
・就職・転職をするには、ポートフォリオを作ることが必要だから
クラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングは、グラフィックデザインの実績を作るのに手っ取り早いのでおすすめです。
デザイナーを名乗るのに資格は不要だし、デザイナーになってからも活動しながら勉強は続けるものなので、早く行動に移して初心者から抜け出しましょう。
独学で学ぶべきデザインスキル

・配色
・レイアウト
・制作ツールの扱い など
・デザインの基礎(デザインの4大原則)
・グラフィック制作ツール(Illustrator、Photoshop)


グラフィックデザインを勉強する上で最初に読むべき本

・ノンデザイナーズ・デザインブック
・なるほどデザイン
ノンデザイナーズ・デザインブック
グラフィックデザインができるようになるには、最初にデザインの基礎を理解することが必要です。
デザインの基礎とは、デザインの4大原則と言われる「近接」「整列」「反復」「コントラスト」です。
このノンデザイナーズ・デザインブックには、この原則について書かれています。
なるほどデザイン
さらにもっと踏み込んでグラフィックデザインを勉強するには、次の方な本を読んでみるのをおすすめします。
・グラフィックデザインについてのテクニカルな本を3冊読む
・雑誌
・美術書
グラフィックデザインにつてのテクニカルな本を3冊読む

驚くほどテクニックが上がるので、グラフィックデザインの勉強をするためには、同じジャンルの本を3冊読んでみましょう。
グラフィックデザイン基礎講座
実用的なチラシデザイン
やさしいデザインの教科書
雑誌

雑誌というよりもマガジンで、有名な本では「デザインノート」や「MdN」というものがあります。
定期販売になっているので、デザインの情報の最先端を得られます。
雑誌に載っている最先端のデザインと自分が作ったデザインを見比べて、自分とその作品の距離に気がつきましょう。
美術書

美術書とは、写真集みたいなものです。
美術書を観て、世の中の評価の高い作品をみることで、見る目を養うことができます。
そういったものを読んでいくことで、デザインスキルが上がりますし、もしかしたら、そういったものに興味を持つからデザインが上がるとも言えるのかもしれませんが、デザイン力があるデザイナーの事務所には山ほど美術書のような本があると言われています。
ダリ展(図録)
デザイン制作のツールの使い方を学ぶ

覚えるべきツールは、
・Illustrator
・Photoshop
が一般的です。

本以外のグラフィックデザインの勉強方法

・人に聞く
・街中のデザインを見る
・デッサンを学ぶ
人に聞く

グラフィックデザインの勉強をするのに大事なことは、「人に聞く」ことです。
・ダメ出しをしてもらう
・なぜ?という疑問を持つ
ダメ出しをしてもらう

まず、一つ目の「人に聞く」は、自分が作ったデザインに対してのダメ出しを聞くことです。
一生懸命作った作品にダメ出しをされるのは、とても苦しいことですが、人の意見を聞くことはとても大事です。
悔しいこともあるだろうけれど、そこからさらなる努力をし、そういったことを積み重ねていくことで、デザイナーとして成長していくのです。
ここで大切なのは、デザインに詳しくない人ではなくて、デザインに詳しい人に聞くことです。
なので、プロのデザイナーやデザインに詳しい人に見てもらって、あなたのデザインに対する意見を聞いてみましょう。
なぜ?という疑問を持つ

一方、「なぜ?」という疑問を持って聞くことが、もう一つの「聞く」です。
気になったデザインの作品の作者が近くにいる場合に、「なぜこんなふうに作ったのですか」と聞いてみましょう。
すると、あなたには思いつかないというような発想を聞けたりすることもあります。
あなたが思った疑問の答えを、聞きたい相手にぶつけていきましょう。
そこで、答えを聞くことができることも大事ですが、まずは、疑問を持ってアンテナを立てること自体が大事です。
街中のデザインを見る

家の中にこもってデザインの勉強をするのも良いけれど、外に出てみると、よりデザインの勉強ができます。
・ポスターや看板などをデザイナー目線でたくさん見てみましょう。
・そして、チラシやリーフレットなどを持って帰りましょう。
・持って帰れないなら携帯カメラやデジカメなどで写真を撮ってみましょう。
このように、デザインに関するアンテナをたくさん立てるのです。
そこでおすすめなのが、集めたデザインを壁に貼るなど目に見えるようにすることです。
そして、そのデザインの感覚がついてもういい、と感じたら、どんどん剥がしていくという行為を繰り返していくことで、デザインを見る目が養われていきます。
デッサンを学ぶ

他にもスケッチを描いたりする能力や観察力が身につくので、デザインにも活かすことができるから、デッサンを学ぶことがおすすめなのです。
デッサンの勉強方法

デッサンはアートスクールや絵画教室などでも勉強できますが、あまりお金をかけたくない場合は、本でも学ぶことができます。
デッサンを始めるなら、まずは鉛筆の持ち方や練り消しの使い方といった、基礎の基礎から学べる本があるので、おすすめです。
デッサンの基本
意図的に勉強時間を取る

グラフィックデザインを習得したのであれば、意図的に勉強時間をとって、デザイン力を身につけましょう。
デザイン制作が忙しくなってくると、デザイン力向上のインプット意識がなくなりがちになりますが、そうなるといつかはデザインの引き出しが亡くなってしまい、良くありません。
なので、毎日作業時間をする前に時間を決めて、勉強時間を取るようにしましょう。
毎日デザインの仕事をする前の20分間は、デザインの勉強時間をとると決めて勉強してみましょう。
例えば
・本を読む
・手書きでタイポグラフィを描く練習
・デザインに関するブログ記事を読んでみる
このように意図的にデザインのスキルを向上をさせるために時間を作ってみましょう。
クラウドソーシングを利用して簡単な案件にチャレンジする

ある程度グラフィックデザインの基礎を学んだら、クラウドソーシングを利用して、仕事をすることをおすすめします。
ランサーズやクラウドワークスなどでクライアントワークを実際にすることで、修正箇所などがわかって勉強になりますし、実績を積むことができます。

ポートフォリオを作る

クラウドソーシングなどの実績をポートフォリオにしてみましょう。
ポートフォリオができたら、実際に就職・転職活動をスタートさせましょう。

本気で学びたいならデザインスクールへ通うのもあり

ここまでグラフィックデザインの勉強用法について解説してきましたが、やっぱり挫折する人も出てきます。
もし本当にグラフィックデザインを本気で勉強したいと思っているのであれば、デザインスクールに通うのがおすすめです。
最近のデザインスクールはオンラインでもできますし、社会人向けにもできています。

まとめ

ここまで次の25個のことについてお話ししてきました。
・独学でグラフィックデザインを勉強をする上で大切なこと
・ゴールを明確に設定する
・短期集中で勉強する
・独学で学ぶべきデザインスキル
・グラフィックデザインを勉強する上で最初に読むべき本
・ノンデザイナーズ・デザインブック
・なるほどデザイン
・グラフィックデザインにつてのテクニカルな本を3冊読む
・グラフィックデザイン基礎講座
・実用的なチラシデザイン
・優しいデザインの教科書
・雑誌
・美術書
・ダリ展(図録)
・デザイン制作のツールの使い方を学ぶ
・本以外のグラフィックデザインの勉強方法
・人に聞く
・街中のデザインを見る
・デッサンを学ぶ
・ダメ出しをしてもらう
・なぜ?という疑問を持つ
・デッサンを学ぶ
・デッサンの勉強方法
・デッサンの基本
・意図的に勉強時間を取る
・クラウドソーシングを利用して簡単な案件にチャレンジする
・ポートフォリオを作る
・本気で学びたいならデザインスクールへ通うのもあり
私たちは、あなたの夢が叶うのを応援しています!