・これからグラフィックデザイナーを目指す方
・グラフィックデザイン初心者なんだけれど自分にはセンスがないと悩んでいる方
・良いデザインができるようになりたいグラフィックデザイナーの方
デザイニャー
この授業を受けることで、上のような方の悩みが解消できて、良いデザインができるようになるんだよニャン。
グラフィックデザインにはセンスが必要?

デザイニャー
やっぱりグラフィックデザインをするにはセンスがないと、やっていけないのかニャン?
先生
そうだね。デザインセンスも大事だけれど、デザインのルールを取り入れることが重要なんだ。
デザイニャー
かっこいい作品を作れるのがグラフィックデザイナーというイメージがあるんだけれどニャ。
先生
そう思われがちだけれど、デザインをするにはまずクライアントの要望を汲み取ったものを作ることが大事なんだ。デザインのエッセンスを学ぶことは必要だけれど、エッセンスだけではダメということなんだ。
デザイニャー
ニャルほど。グラフィックデザインを勉強し始めると、どうしても技術を身につけることに気を取られてしまうけれど、それだけでは良いデザインはできないということなんだニャン。
先生
例えば「デザインの4大原則」というものがあるんだけれど、次の4つを抑えることが大事なんだ。
整列
先生
整列とは、要素同士を揃えて読みやすくすることなんだ。
先生
整列をすると、一番綺麗に見えるから、一番重要なんだ。
近接
デザイニャー
近接とは、同じ属性のもの同士を近づけて、情報をグルーピングすることなんだよニャン。
先生
近接をすると、一目見て頭に情報が自然に入って来るんだ。
コントラスト
デザイニャー
コントラストとは、情報の優先度を明確にすることなんだよニャン。
先生
同じものでもコントラストをすることで、ストーリー性やメッセージ性が出て、デザインがカッコよくなるんだ。
反復
デザイニャー
反復というのは、色やデザインを繰り返すことなんだよニャン。
先生
反復をすることで、複数のページでも一貫性を保つことができて、同じページだということがわかりやすくなるんだ。
デザインセンスがあるグラフィックデザイナーは引き出しの数が多い

デザイニャー
各ジャンルのデザインセンスが良い人は、その分野についての引き出しの数が多いんだよニャン。
先生
洋服のセンスが良かったり、家具の選択がうまかったりする人は、なんとなく選んでいるようでも、今までの経験などに基づいているんだ。
デザイニャー
それはデザインについても同じだニャン。デザインの引き出しの数が多いと、「なんとなく」かっこいいからとか可愛いからという感覚的なことでデザインをすることが少なくなるんだよニャン。
先生
この「なんとなく」というのは、デザインにとっては一番の敵なんだ。「なんとなく」で作ったデザインは、コンセプトが安定しなくて、どんどん迷走していってしまうんだ。
もしデザインをするときに迷うことがあったら、立ち止まって考えてみましょう。コンセプトに沿っているのか、しっかり裏付けされているのかを、考えて調査することで、後の引き出しの多さにつながっていきます。
デザインの引き出しの数を増やすためのおすすめの方法5つ

デザイニャー
デザインの引き出しを増やすためのおすすめの方法ってあるのかニャン。
先生
デザインの引き出しを増やすためには、次の5つの方法があるよ。
・調査した時に検索したものを溜め込んでおく
・良いデザインを真似してみる
・自分が集めたものについて誰かと話してみる
・やりたいデザインに理由づけができているかを考える
・ペルソナを設定する
調査した時に検索したものを溜め込んでおく
先生
世の中にはいろいろなデザインがあるけれど、ターゲットに合わせたテイストをたくさん貯めておくことはとても大切だよ。
今はPinterestという便利なアプリがありますので、気になったものをどんどん保存して溜め込んでいくことをおすすめします。
良いデザインを真似してみる

先生
実際に手を動かせるのであったら、自分がすごいと思った良いデザインを真似してみるのも一つの手だよ。
デザイニャー
模写に関しては、次の授業で詳しくお話を聞いたニャン。
グラフィックデザインの実力を身につけるには模写|効果的な5つの理由 ・これからグラフィックデザインを学ぶ上で良い方法を知りたい方 ・グラフィックデザインの模写の仕方のポイントを知りたい方...
自分が集めたものについて誰かと話してみる

先生
自分が集めた良いデザインについて誰かと共有して話してみよう。
デザイニャー
そういえば、映画を観た後に誰かと感想を語り合っていたら、違った視点の意見を聞くことができて面白かったということがあったニャン。
先生
それと同じように、誰かと話してみることで、新しい思考法を見つけることができるかもしれないんだ。
やりたいデザインに理由づけができているかを考える

先生
やりたいデザインに理由づけができているかどうかを考えることで、前にも話した「なんとなく」を先に潰しておく方法もあるんだ。
デザイニャー
どうしてそうしたのかをきちんと説明できるようにしておくことで、デザインするときのコンセプトも安定するんだニャン。
ペルソナを設定する

先生
ペルソナを設定しておくと、コンセプトを作るのにとても役に立つんだ。
デザイニャー
想像力と妄想力を働かせて、ストーリーを考えることで、ターゲットの人物像を落とし込むんだニャン。
良いデザインを作るグラフィックデザイナーにはバランス能力がある

先生
良いデザインをするグラフィックデザイナーには次の3つの能力を持っているんだ。
・デザインセンス:配置、形、色など、ものづくりに必要な知識に富んでいて、目的に対して適切な選択ができる。
・ヒアリング能力:必要な情報(相手が重要視する部分や好み)を聞き出す力
・アウトプット能力:クライアントが求めるものの本質を形にすることができる力。希望に沿った最も良いものを選択して提案する力
先生
この3つを掛け合わせたものがデザイナー力になるんだ。
デザイニャー
デザインセンスだけが良くても総合力が低かったら良いデザインとは言えないし、それぞれの能力のどこに強みがあるのかはデザイナーによっても様々だよニャン。
先生
自分で資料を作るときにもセンスは発揮されるよ。楽しみながら知識をどんどん溜めていって、デザインセンスを磨いていこう。
グラフィックデザインのセンスを高めるには絵が描ける必要がある?

先生
グラフィクデザイナーには絵が描ける必要があるのかというと、必須ではないけれど、ある方が重宝されるんだ。
デザイニャー
そうだよニャン。デザインの幅が広がるから、描けないよりもかけたほうが良いよニャン。
先生
それに、絵が描けると、わかりやすいラフを描くこともできるし、打ち合わせのときにも円滑に進むこともあるんだ。
デザイニャー
ちょっとした場面でアイコンやイラストを入れたりできて便利だよニャン。
先生
でも全く描けなくても問題はないと思うよ。普段から美的センスを養う努力をして、グラフィックデザインのセンスを養おう。
グラフィックデザインのセンスを磨くには良いものをたくさん見よう

デザイニャー
ここまでお話を聞いてきたけれど、グラフィクデザインのセンスを磨くにはどうしたら良いのかニャン。
先生
それはとにかく、良いデザインをたくさん見ることだよ。例えば、大企業のロゴと自分が作ったロゴを見比べてみたり、さっきもお話ししたとおり、Pinterestで好きなジャンルのデザインを探してみたりするんだ。
デザイニャー
自分が良いと思ったデザインと見比べて、自分のデザインが見劣りしないかを考えて見るということだニャン。
先生
そう。良いデザインにはそれだけの良い理由が絶対に隠されているはずだから、それを良くみて自分のデザインのどこが良くないのかを見つける力を磨くことが大事なんだ。
グラフィックデザインに必要な資格5つ

先生
グラフィックデザインをするのに必要な資格はないけれど、グラフィクデザイナーには、これまで話してきたデザインセンスに加えて、デザインソフト使いこなせるスキルが求められるんだ。
デザイニャー
次の5つの資格を取得しておくことで。就・転職活動の時にアピールできるし、グラフィックデザイナーとして活躍するために役に立つんだニャン。
先生
グラフィックデザインに役立つ資格については、次の授業で詳しくお話しているよ。
グラフィックデザイナーになるには資格があると有利|おすすめ本も紹介 ・グラフィックデザイナーに転職や就職をしたいと思っている方 ・グラフィックデザイナーのスキルを身につけたいと思っている...
グラフィックデザインのセンス診断

先生
次のデザインセンス診断で、あなたがデザイナーに向いているかどうかがわかるよ。
>>あなたは【デザイナーに向いてる?】適性チェックしてみよう!
グラフィックデザインのセンスを磨くためのおすすめの本

先生
グラフィックデザインのセンスを磨くためには次の本を読むことをおすすめするよ。
見るだけでデザインセンスが身につく本
リンク
まとめ

先生
この授業では次のようなことについてお話してきたよ。
私たちは頑張るあなたを応援しています。