この記事は次のような方のために書いています。
・Webデザイナーとして働きたいのだけれど、どのタイプの会社に入ったらいいのかわからない
・Webデザインの会社にも色々あるけれど、どんな特徴があるのか知りたい
この記事を最後まで読んでいただけたら、Webデザイナーが働くにはどんな会社があるのか、それぞれの特徴がわかりますし、あなたがどんなタイプの会社に入るのが向いているのかまでチェックできます。
どうぞ最後までご覧になってください。
Webデザイナーの仕事内容

Webデザイナーの仕事内容は主に、クライアントから依頼されたWebサイトのデザインを制作するというものです。
全体の構成を考えながら、使いやすくて魅力が伝わるようなWebサイトになるようにデザインします。

Webデザイナーの働き方の3つの選択肢

Webデザイナーは、自分が持っているスキル次第で色々な働き方を選択できます。
①Web・広告制作会社で働く
②事業会社(自分の会社のサイトを制作している会社)で働く
③フリーランスとして働く
Web・広告制作会社で働くメリットとデメリット

Webサイトの制作でいろいろな経験を積みながら、安定した収入を得ることができます。
Web・広告制作会社で働く4つのメリット

・Webサイト制作の専門的なスキルが身に付く
・デザイン制作に専念できる
・いろんな会社のWebサイトのデザインに携われる
・Webデザインの流れが見える
Webサイト制作の専門的なスキルが身に付く

色々な企業のWebサイトを作るので、Webに関する専門的な知識を得ることができます。
パソコンやデザインソフトなどの最新のWebツールが整っていますし、会社内には最新のWeb技術を持っている社員も多いです。
なので、Webデザインのスキルアップを考えてている方には、このWeb・広告制作会社への転職がおすすめできます。
デザイン制作に専念できる

大きなWeb・広告制作会社になると、デザイン専門のデザイナーチームと、コーディングや開発専門のコーダーやフロントエンドエンジニアチームの2つに分かれてWebサイトを作っているところもあります。
デザイン技術もコーディング技術のどちらも身につけていきたいのであれば、デザインからコーディングまで担当できるWeb・広告制作会社もたくさんあります。
いろんな会社のWebサイトのデザインに携われる

自分が好きな映画のサイトを手がけられて嬉しかったり、さまざまなクライアントとコミュニケーションを取れて、自分の知見を広げられたりするから、仕事が楽しいというWebデザイナーの声もあります。
Webデザインの流れが見える

サイトのコンセプトや構造までもWebデザイナーが作ることもあります。
Webサイトができるまでの全部の工程がわかってキャリアを積むことができますし、新しい技術や流行のデザインを投入しながら、Webサイトを1から完成するのが楽しいというWebデザイナーの声もあります。
Web・広告制作会社で働くデメリット

・社員の待遇面に課題があることもある
・会社内でのキャリアの選択肢が少ない場合がある
・残業が多いことも
社員の待遇面に課題があることもある
Web・制作会社は企業や個人のクライアントのサイトを作るのが仕事です。
クライアントの納期に左右されて残業が多いこともあったり、また会社によってですが、給料や待遇の改善がなかなかできない場合もあるようです。
会社内でのキャリアの選択肢が少ない場合がある
Web・広告制作会社でキャリアアップを考えたとき、このままその道を進んでいって、チーフデザイナーかアートディレクター、もしくはWebディレクターになるという風に選択肢が限られてしまうこともあるかもしれません。
残業が多いことも
FacebookやTwitterなどのSNSが出てきてからは、サイト制作での価格競争が激しくなってきているようです。
そのため、与えられた予算と時間で、要求の範囲内でWebサイトを作るので、もう少し時間があったら、とか、短い納期で日々激安案件をこなしていっているが、新しいWeb技術や流行についていきたいのに、勉強をする時間がない、とぼやくWebデザイナーもいるようです。
事業会社で働くメリットとデメリット

自社サービスで仕事をしているWebデザイナーは、ウェブデザインだけでなく、サイト運営全体に関わることができるのが特徴です。
事業会社で働く3つのメリット

①ディレクションのスキルが身に付く
②マーケティングの知識が身に付く
③エンドユーザーとのコミュニケーションが取れる
ディレクションのスキルが身に付く

事業会社では、デザイン業務だけでなくて、Webサイト自体の性質、方向性までがWebデザイナーに任されることもあります。
Webディレクションや制作のリーダー業務までを幅広く手がけていきたいと思っているWebデザイナーであったら、次のようなWebサービスを提供する事業会社へ転職することがおすすめです。
・インターネットプロバイダー
・インターネットメディア関連
・ネット通販業
マーケティングの知識が身に付く

事業会社のWebデザイナーは、自分の会社のサービスを企画したり、制作、運営、効果測定といった、Webサイトに関する一通りの流れを経験することができます。

エンドユーザーとのコミュニケーションが取れる

事業会社が大切にしているのは、エンドユーザーです。
Web・広告制作会社では、クライアントの好みや意見が反映するのが多いのに対して、事業会社の場合は、エンドユーザーとコミュニケーションをしながら、面白いアイディアが発生するともあります。
そして、リリースした後も、エンドユーザーの意見をもとに改良をしていって、より良いWebサイトを制作することができるのも、事業会社のWebデザイナーの仕事の良い点です。
事業会社で働くデメリット

・デザインのパソコンやソフトが整っていないことも
・制作会社と比較するとサイトをゼロから作ることが少ない
・デザイン以外の雑用も多い
・社内に他のWebデザイナーが少ない
デザインのパソコンやソフトが整っていないことも
Webサイトをゼロから作ることが少ない
デザイン以外の雑用も多い
自社ICサイトの仕事だったら、Webデザイナーが発送業務を手伝うことも少なくはないです。
また、メインがメディア事業で副業としてECサイトの運営をしているWebデザイナーが、気がついたら、デザイン業務よりもイベントの企画運営が中心になってしまっていたと、ぼやいているということも耳にしたことがあるよ。
社内に他のWebデザイナーが少ない
社内に切磋琢磨できる仲間がいないので、モチベーションが保ちにくいということもあるようです。
締切に追われることがなく、自分のペースで働けるのはいいですが、Webデザイナーは、向上心を持って動かなければならないと言えます。
フリーランスとして働くメリットとデメリット

フリーランスのWebデザイナーとして働くようになると、自分で仕事を選ぶことができます。
自分の好きなように働けるので、実力次第で自分のスタイルにあった働き方をすることができます。

フリーランスとして働くメリット

①勤務地や時間を自由に決められる
勤務地や時間を自由に決められる

成果物を納品するケースの場合、インターネットに接続できていれば、基本的にどこでも仕事ができます。
フリーランスとして働くデメリット

・制作以外の仕事にも時間を取られる
・収入が実力によって左右される
制作以外の仕事にも時間を取られる
フリーランスのWebデザイナーだと、仕事を得るために、営業活動や事務や経理など全部自分でやらないといけなくなります。
収入が実力によって左右される
フリーランスで仕事をするには自分で仕事を得ないといけないことはお話ししました。
仕事の管理や労働時間も全部自分で管理しないといけません。
雇用保険や労災保険もありませんし、Webデザイナーとしての知識やスキル、センスといった実力が十分になければ、仕事を続けていくことも難しいです。

【おすすめ記事】Webサイト制作会社の一日を公開してみた

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あなたはWeb・広告制作会社と事業会社のどちらに向いている?

ここでは、Web制作会社で働くのと事業会社で働くのとどちらが向いているのかについて、お話ししていきます。
Web・広告制作会社に向いているタイプのWebデザイナー

・いろんなジャンルのWebデザインをしたい
・自分がデザインしたWebサイトがコンペで勝ち抜いていくことにやりがいを感じる
また、Webデザイナーとしての経験が少なくて、実績や経験を積んでいきたいというのであれば、そうなるまで、Web・広告制作会社で働くのもいいでしょう。
ただ、Web・広告制作会社で働いていくためには、いろいろな業種のクライアントや代理店など、会社外の人たちとコミュニケーションをとっていくことが多いので、デザインのスキルとコミュニケーション能力をバランスよくとっていける能力を求められます。
また、複数の案件を同時進行でやっていくことも多いので、一つの仕事づつしか作業ができない場合は、難しいです。
事業会社に向いているタイプのWebデザイナー

・PVやクリック数を分析して、エンドユーザーのニーズを知ることにやりがいを感じる
・サイトの改善をしたことで大きな利益や反響があることにやりがいを感じる
制作会社と比べて納期が厳しくないし、落ち着いて仕事をすることができますが、同じサイトに関わることが多いので、自分の会社のサービスを愛せていないと厳しいという声もあります。
また、Webデザイン以外の仕事をすることも多いので、そういったことに苦痛を感じるようでは難しいかもしれません。
転職するときに考えられる雇用形態

・正社員・契約社員
・紹介予定派遣
・派遣社員・アルバイト
正社員・契約社員

会社の正社員や契約社員として働くWebデザイナーは、その会社から直接雇用されているので、安定して働くことができますし、責任ある仕事を任されることも多いです。
紹介予定派遣

正社員や契約社員へ登用されることを前提に、最長6ヶ月までの期間、派遣社員として働ける仕組みのことを紹介予定派遣と言います。
正式な社員になる前に、会社の仕事内容や雰囲気を知ることができるので、自分に合った環境なのかを見極めることができます。
派遣社員・アルバイト

自分のライフスタイルに合った柔軟な働き方ができます。
Web経験が浅かったり未経験で合っても入りやすかったり、色々な会社で実績を積むことができます。
Webデザイナーの就職や転職活動は今後のキャリアプラン次第に

ここまでお話ししていましたが、会社によってWebデザイナーの仕事内容は、どこまでの業務を受け持つのかは、様々です。
将来のキャリアは、今どんな会社でどんなスキルを身につけていくかによって変わってくるでしょう。
自分のデザイナーとしてのスキルや経験はどのくらいあるのかという現状を把握し、そして数年から10年後の自分がどうなっていたいのかという将来のビジョンを明確にして、会社を選ぶことが大切です。
Webデザインの求人

Webデザインの社員の募集は、ほとんどの会社が実務経験を必須としています。
・Webディレクションの経験
・募集企業と同じ業界でのWebサイトの制作経験
・UI/UX設計の経験
などの経験を持っている人を歓迎する会社が多いようです。
アルバイトや派遣社員になると、ソフトウェアの基本操作が身についていたら、実務経験がなくても応募できる求人も多いので、独学やスクールでスキルを身につけてから挑戦してみるのも意でしょう。
また、Webデザイナーの求人は、インターンの募集も多いです。
アシスタントとしてWebデザインの仕事をしながら、実際の仕事の流れを学ぶことができます。

最近では、クラウドソーシングサイトを利用して、Webデザインの仕事をすることも増えてきています。

Webデザインの年収
Webデザイナーの年収は、会社の規模やスキルによっても変わってきますが、正社員の場合は400万円台が最も多く、300万から500万円台が全体の70%くらいを示しています。
中には800万円から1000万円台稼いでいるWebデザイナーのもいますが、全体の5%で、少数派です。
派遣社員やアルバイトの場合は、時給が1800円前後が多くみられます。
仕事の難易度によっても違いますが、時給が1000円前後や2000円以上の人もいるようです。
フリーランスの場合は、仕事の受注件数や単価によっても変動しますが、継続して仕事を獲得するためには、人脈を広げておくことも重要です。

まとめ

・Webデザイナーの仕事内容
・Webデザイナーの働き方の3つの選択肢
・①Web・広告制作会社で働く
・②事業会社(自分の会社のサイトを制作している会社)で働く
・③フリーランスとして働く
・Web・広告制作会社で働くメリットとデメリット
・Web・広告制作会社で働く4つのメリット
・Webサイト制作の専門的なスキルが身に付く
・デザイン制作に専念できる
・いろんな会社のWebサイトのデザインに携われる
・Webデザインの流れが見える
・Web・広告制作会社で働くデメリット
・社員の待遇面に課題があることもある
・会社内でのキャリアの選択肢が少ない場合がある
・残業が多いことも
・②事業会社(自分の会社のサイトを制作している会社)で働く
・事業会社で働く3つのメリット
・①ディレクションのスキルが身に付く
・②マーケティングの知識が身に付く
・③エンドユーザーとのコミュニケーションが取れる
・事業会社で働くメリットとデメリット
・事業会社で働く3つのメリット
・①ディレクションのスキルが身に付く
・②マーケティングの知識が身に付く
・③エンドユーザーとのコミュニケーションが取れる
・事業会社で働くデメリット
・デザインのパソコンやソフトが整っていないことも
・制作会社と比較するとサイトをゼロから作ることが少ない
・デザイン以外の雑用も多い
・社内に他のWebデザイナーが少ない
・フリーランスとして働くメリットとデメリット
・フリーランスとして働くメリット
・勤務地や時間を自由に決められる
・フリーランスとして働くデメリット
・制作以外の仕事にも時間を取られる
・収入が実力によって左右される
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