この記事は次のような疑問を持っている方のために書きました。
・独学でWebデザインを学んでから一人前になるまでにはどれくらいかかる?
・独学でのWebデザインの勉強が挫折しないか不安なのですが・・・
・Webデザイナーにコーディングは必要?
この記事の通りに実践することで、Webデザインのスキルをある程度身につけることができます。
どうぞ最後までご覧になってください。
- Webデザインの仕事とは
- Webデザイナーとグラフィックデザイナーの違い
- 独学でWebデザインを勉強する人からのよくある疑問
- 独学でWebデザインを学ぶのに向いている人はこんな人
- Webデザインを独学で学ぶ方法
- 独学でWebデザインを勉強する流れ
- 独学でWebデザインを学ぶときの4つのポイント
- 知っておくべきWebデザインの基礎
- Webデザインで使う画像
- フォント(文字)について
- スマートフォンにも対応するレスポンシブデザイン
- UI/UXデザイン
- Webデザイン以外のことも学んでキャリアアップも
- 独学でWebデザインを学ぶ3つの方法
- Webデザインを学ぶときに気をつけたいこと
- スクールでWebデザインを学ぼう
- Webデザインのスクールを選ぶコツ
- 学んだことをポートフォリオにまとめよう
- まとめ
Webデザインの仕事とは

クライアントがイメージしているWebサイトが制作できるように、全体の構成を考えながらデザインを築いていき、中には設計やコーディングなどにも携わることがあります。
日本では、Webデザイナーといったら、Webデザインのスキルを持っているというふうにイメージされていますが、それだけではなく、
・プログラミング
・SEO(検索エンジン最適化)
・アクセス解析
などの技術を持っていることが一般的です。
Webデザイナーとグラフィックデザイナーの違い

グラフィックデザインとは、印刷物(広告、パンフレットなど)や、Webサイトに表示させるグラフィックのデザインなどを制作する仕事のことを指します。
作品を作るというよりも、設計するというふうに表現する方が近いと言ってもいいです。
印刷物と同じように情報を的確に伝えることはもちろん、それに加えて、エンジニアと連携したり、コーディングの知識、UI/UXなどといったスキルや知識を求められるのがWebデザインの仕事です。

独学でWebデザインを勉強する人からのよくある疑問

・独学でWebデザインを学んでから一人前になるまでにはどれくらいかかる?
・独学でのWebデザインの勉強が挫折しないか不安なのですが・・・
・Webデザイナーにコーディングは必要?
独学でWebデザインを勉強し始めてから一人前になるまでにはどれくらいかかる?

個人差はあるかもしれませんが、未経験のデザイナーが独学でWebデザインを勉強して、Webデザインを仕事としてできるようになるには、およそ半年ぐらいかかる方が多いです。
勉強法によっても異なりますが、集中的にWebデザインを勉強すれば、3ヶ月くらいで基礎は固められます。
そして、4〜5年経験を積んでから独立してフリーランスになる方が多いという感じです。
Webデザインは机に向かって勉強するよりも、実務経験を積んだ方がよく身につきます。
勉強して最低限の知識が身に付いたら、実際にWebデザインを作ってみましょう。
デザインは頭で考えることももちろん大切ですが、実際に手を動かしながら体で覚えていくことが大切です。
Webデザインは、ダラダラと学ぶよりも、集中して短期間で学びましょう。
個人事業主の開業届を出せば、フリーランスには誰でもなりますが、開業した後にどんなふうに働くかを考えましょう。
世の中にどんな価値を届けたいのかをよく考えた上で、独立するようにしましょう。
独学でのWebデザインの勉強が挫折しないか不安なのですが・・・

Webデザインの勉強を独学で勉強するのであれば、モチベーションを保つために、一緒に学べる仲間を作ると、飽きずに続けられます。
SNSで自分と同じようなデザイナー志望の方達を見つけて勉強していくのも方法の一つです。

Webデザイナーにコーディングは必要?

Webデザインを勉強する方は、コーディングスキルをどこまで学ぶのか悩む方も多いようです。
この問題は、会社によっては、デザイナーがコーディングをするところもあれば、デザインとコーディングを分業している会社もあります。
Webデザインをする際にコーディングの知識がないと、コーディングができないデザインになったり、エンジニアとのコミュニケーションの時に困る場面も多いです。
また、コーディングの知識を持っていると表現の幅が広がりますし、サイトの動きを考える時もとても役に立ちます。
このような理由から、Webデザイナーとして良いデザインを作っていきたいと思うのであれば、持っておいた方が良いスキルだと思います。
独学でWebデザインを学ぶのに向いている人はこんな人

そこで、独学でWebデザインを学ぶのに向いている人についてお話ししていきます。
・費用があまりかからない
・自分の好きな時間に好きな方法で学習できる
つまり、自分で時間を作って、自分の好きな学び方を設計できる。自分でモチベーションを保ちながら学べる人は、独学に向いていると言えます。
逆に言うと、自分を律することができなかったり、勉強するのにある程度強制力を求めるのであれば、独学という方法を取らずに、スクールに通って勉強した方がいいということです。
Webデザインを独学で学ぶ方法

・デザインの教本を買って、フローチャートに沿って勉強していく。
・デザインの基本を学んだら、実際にWebサイトを作ってみる。
・実在するWebサイトをお手本にして、真似して作ってみる。
・自分のオリジナルのWebサイトを、企画してデザインを制作して集客までの工程を考えて実際に作ってみる
これが、教本によくある学習フローです。
しかしデメリットとして、フィードバックを受けにくいということがあります。
Webデザインは、プロのデザイナーやユーザー目線を持った人からのアドバイスや意見を受けることによって上達していくものです。

独学でWebデザインを勉強する流れ

・HTMLとCSS
・IllustratorとPhotoshop
・デザインの基礎や理論
・自分でWebサイトを作ってみる
・Webマーケティングやライティング
HTMLとCSS

HTMLとCSSを学べる初心者向けの本はたくさんありますが、初めてWebデザインを学ぶのには、本を1冊読み終えるだけでも大変です。
なので、実際にコードを打ちながらHTMLとCSSの基本を学びましょう。
また、本だけでなく、HTMLやCSSについて説明している動画を繰り返し見てみるのもいいでしょう。
IllustratorとPhotoshop

Webデザインの仕事をしたいのであったら、この2つのスキルは必須です。
Adobe社の公式ホームページから7日間の体験版ソフトをダウンロードすることができます。
まずは実際に触れてソフトの機能や使用感に慣れてみましょう。
体験期間が終了したら、製品版を購入するのをおすすめします。他のフリーソフトもあるのですが、IllustratorとPhotoshopは、現場で圧倒的に使われているので、購入して損はないソフトです。
学生や教職員の方は学割で安く購入できますが、そうでない方も、オンラインスクールに登録することで、特別価格で購入することができます。
デザインの基礎や理論

デザインにはいくつかの基本的なルールがあって、配置や配色の理論を勉強することによって、デザイン力がぐんと向上します。
Webデザインに関するブログを読んで、実践的なノウハウや知識を学ぶのもいいでしょう。
自分でWebサイトを作ってみる

ここで、必要に応じながら、JavaScriptやWordPress、GoogleAnalyticsなどの使い方を調べて取り入れてみましょう。
私たちは頑張るあなたを応援しています。
と実践を繰り返しながら技術が身につくのが実感できるよ。
そしてできれば、自分のブログを立ち上げてポートフォリオを公開して、継続的に運営できたら、理想的です。
ポートフォリオサイトは、Webデザイナーとして就職したり起業するときに名刺代わりになってくれるので、クオリティの高いものを作っておくと良いでしょう。
Webマーケティングやライティング

Webデザインを制作するのに大事なのは、売れるWebサイトを作ることです。
かっこいいサイトデザインを作っても、人が訪問しないWebサイトには価値が生まれません。
・Googleに評価されるためのSEOのスキル
・SNSで評価されるコンテンツの制作
など、どうやったら人にWebサイトを届けられるのかということを考えているWebデザイナーは、クライアントからも信頼されやすいです。
マーケティングやライティングに加えて、カメラマンスキルも持ち合わせていると、1人で多くの領域をこなすことができるデザイナーになれます。
独学でWebデザインを学ぶときの4つのポイント

・まず目的と目標を立てる
・計画的に学習を進める
・勉強に集中できる環境を作る
・他の人に協力してもらう
まず目的と目標を立てる

人間とは、何のために勉強するのかという目的と、そこに辿り着くための目標を立てておかないと、モチベーションが続かないものです。
なので、目的や目標を立てて、自分のなりたい理想の姿をイメージすると良いでしょう。
計画的に学習を進める

いつまでにどうなりたいという計画を立てておくことで、モチベーションを保ち続けて勉強を進めていくことができます。
あなたにとって無理のない範囲でペースを決めて学習していきましょう。
勉強に集中できる環境を作る

独学で勉強を進めるときには、家かカフェで学ぶことがほとんどだと思います。
勉強する際にゲームなどに誘惑されずに学習を進められるように、しっかり勉強に集中できる環境を作りましょう。
他の人に協力してもらう

独学でWebデザインを学習する際には、自分が作った作品を他の人にみてもらってフィードバックをもらうようにすると良いでしょう。
また、いつまでにWebサイトを作ると周りに宣言しておくことで、誘惑への逃げ道をなくすことができます。
人間とは誘惑に弱いものです。
勉強するための仕組みと環境を作って計画的にコツコツやっていくことが、Webデザインを独学で学ぶには不可欠です。

知っておくべきWebデザインの基礎

見やすくかつ美しいWebデザインは、デザインの基本を忠実にして作られています。
エンドユーザーに魅力的に見えるWebサイトは、
・カラムレイアウト
・フリーレイアウト
・グリッドレイアウト
などのレイアウトのパターンを活用して作られています。
また
・近接
・整列
・反復
・コントラスト
という手法もデザインの4大原則として確立されています。

このようなレイアウトやデザインの基礎を学ぶには、Webサイトのギャラリーサイトに載っているWebサイトを参考にしましょう。
これをもとに、インスピレーションを受けて、デザインカンプを作ってみるのも、デザイン力をつける訓練になります。
Webデザインで使う画像

Webサイトで使う画像は、自分で写真を撮ったり、イラストを書いたりできれば良いのですが、それが難しい場合は、フリー素材を使うデザイナーも多いです。
ただ、フリー素材は著作権が放棄されているとは限らないですので、利用規約を読んだ上で使いましょう。
フォント(文字)について

フォント(文字)もWebサイトのイメージを左右します。
フォントが変わるとWebサイトの印象は大きく変わります。
なので、タイポグラフィと併せて、Webフォントについての知識も大切です。
Webフォントとは、Webサーバー上にフォントデータを用意して、ユーザーのブラウザに読み込ませるというものです。
ユーザー環境によっては、指定したフォントを表示されない場合もありますが、Webフォントを利用すれば、思い通りのフォントをユーザーのブラウザに表示させることができます。
スマートフォンにも対応するレスポンシブデザイン

最近では、インターネットを利用する際に、パソコンで見るよりもスマートフォンで見る方が多いという総務省のデータが出ています。
先生:なので、Webデザインを制作するには、パソコンよりもスマートフォンでの見た目や操作性を優先することが必要になっているんだ。
このように、Web制作をする際にスマートフォンのことを一番に考えることを「モバイルファースト」と呼びます。
スマホ端末は画面が小さくて、パソコンに比べて通信速度も遅いことが想定されているので、パソコンのことを第一に考えてWebデザインを作ってしまうと、スマートフォンで見た時に、表示に時間がかかってしまったり、操作性も低くなってしまったりして、ユーザーの満足度を下げてしまうことになります。
スマートフォン用のWebサイトを作る手法として、
・パソコンとは別のスマホ用専用のWebサイトを作る
・レスポンシブ化
の2つがあります。
このどちらにもメリットとデメリットがありますが、ユーザーの属性やユーザーが求めていること、そして更新作業といったいろんな角度から考えて、どちらにするか決めましょう。

UI/UXデザイン

Webデザイナーは、Webサイトを利用してユーザーが体験する、つまりUXを向上させることを目指すことでより使いやすいWebサイトを作ることを求められます。
UXを向上させるためには、表示されているUI(Webサイトに表示されている情報の方式や入力する時の仕組み)の改善が必要不可欠です。
今の時代のユーザーは色々なデバイスを使ってWebサイトを訪れるようになりましたが、それと共に、これまで以上にユーザーのことを考えたWebデザインが求められるようになっていくでしょう。

Webデザイン以外のことも学んでキャリアアップも

JavaScriptやCSSフレームワークのBootstrapを勉強するのもおすすめです。
また、WordPressというCMSを使ったWebサイトを運営しているクライアントも多いことから、WordPressの知識を身につけて仕事の幅を広げていきましょう。
Webデザイナー志望の方の中には、プログラミングに対する苦手意識を持っている方もいるとは思いますが、これらのことができるようになると、表現の幅は広がりますし、それに伴い仕事の幅も広がっていきます。
独学でWebデザインを学ぶ3つの方法

ここでは、独学でWebデザインを学ぶ方法について具体的にお話ししていきます。
・本で学ぶ
・インターネットの学習サイトで学ぶ
・副業をしながら学ぶ
本で学ぶ

Webデザインを独学で学ぶ方法は、まず本で学ぶことが挙げられます。
あなたのレベルに合った本を選んで、身につけたいスキルを段階に身につけていくことができます。
・何から学んら良いのかわからない方は入門書を
・より専門的なことを詳しく学びたい場合は学びたい分野の専門書を
・気になるところを効率的に調べたい場合は逆引き機能がある本
というふうに、目的別に本を選びましょう。
実際に書店へ行って中身を確認したり、レビューの良いものを選びながら、同じ分野のものでも何冊か目を通して、自分に合った本を買うと良いでしょう。

インターネットの学習サイトで学ぶ

Webデザインを独学で学ぶには、学習サイトで学ぶという方法もあります。
学習サイトには無料で提供しているものも多いですし、いつでもパソコンやスマートフォンで気軽に好きな時間に学ぶことができます。
画像や動画でわかりやすく学べるサイト、ブラウザ上で実際にコードを書いて学べるサイトというように、色々な学習サイトがあります。
色々と見て、あなたにとって使いやすいサイトを探してみましょう。

副業をしながら学ぶ

Webデザインを独学で学ぶ方法には、副業しながら実務を学ぶ方法があります。
Webデザインのスキルがある程度身に付いたら、思い切ってSNSやクラウドソーソングを利用して仕事をしてみましょう。


Webデザインを学ぶときに気をつけたいこと

ここまでWebデザインの勉強についてお話ししてきましたが、Webデザインだけを勉強すればWebデザイナーになれるという訳ではなく、コーディングやSEOの知識やWebデザインのトレンドの情報収集スキルも必要になります。
特に独学で勉強している場合は、実際にWebサイトをクライアントワークで制作していくために重要なヒアリング力や提案力がどうしても不足してしまうという方もいると思います。
なので、Webデザインの基礎を身につけた上で実際の仕事の時に求められるスキルを学ぶにはやはり、スクールに通った方がバランス良く学べます。
スクールでWebデザインを学ぼう

独学では挫折することもあるWebデザインの勉強も、講師のサポートで即戦力になるWebデザインの技術を学ぶことができます。
最近では、就職支援制度やインターン制度が充実しているから、ダブルスクールをする大学生も多いようです。
Webデザインのスクールを選ぶコツ

Webデザインのスクールを選ぶには、スクールの費用だけをみて決めるようなことはおすすめしません。
安いスクールだと、授業内容もそれ相応の可能性もあります。
また、インターネットの情報だけでスクールの良し悪しを判断しないようにしましょう。
なぜならば、事実とは違う宣伝や口コミを載せているWebサイトが多数ある可能性があるからです。
そんなことにならないように、まずはできれば無料体験レッスンに参加して、あなたのニーズに合っているか、カリキュラムは自分に合っているかということを自分でちゃんと確認してください。
社会人の方だったら、仕事をしながら無理なく学べるスクールであるかということを確認するのも重要です。
また、就職サポートを行っているかどうかも、チェックしておきたいところです。
また、スクールを評価する際に、卒業生の作品や活躍は重要な判断材料です。

学んだことをポートフォリオにまとめよう

このように独学やスクールでWebデザインを学んで作った作品は、ポートフォリオにまとめてみましょう。
知識を学ぶだけなく、学んだ知識で実際にWebサイトを作っていくことで、仕事の受注にも役に立つことがあります。

まとめ

・Webデザインの仕事とは
・Webデザイナーとグラフィックデザイナーの違い
・独学でWebデザインを勉強する人からのよくある疑問
・独学でWebデザインを学んでから一人前になるまでにはどれくらいかかる?
・独学でのWebデザインの勉強が挫折しないか不安なのですが・・・
・Webデザイナーにコーディングは必要?
・Webデザインを独学で学ぶ方法
・独学でWebデザインを勉強する流れ
・HTMLとCSS
・IllustratorとPhotoshop
・デザインの基礎や理論
・自分でWebサイトを作ってみる
・Webマーケティングやライティング
・独学でWebデザインを学ぶときの4つのポイント
・まず目的と目標を立てる
・計画的に学習を進める
・勉強に集中できる環境を作る
・他の人に協力してもらう
・知っておくべきWebデザインの基礎
・Webデザインで使う画像
・フォント(文字)について
・スマートフォンにも対応するレスポンシブデザイン
・UI/UXデザイン
・Webデザイン以外のことも学んでキャリアアップも
・独学でWebデザインを学ぶ3つの方法
・本で学ぶ
・インターネットの学習サイトで学ぶ
・副業をしながら学ぶ
・Webデザインを学ぶときに気をつけたいこと
・スクールでWebデザインを学ぼう
・Webデザインのスクールを選ぶコツ
・学んだことをポートフォリオにまとめよう
私たちは頑張るあなたを応援しています。
