この授業は次のような方におすすめです。
・UIデザインってWebデザインとどう違うのか知りたい
・UIデザインについての知識を知りたい
・どうしたらUIデザイナーになれるのかを知りたい
・UIデザイナーってWebデザインよりも年収が多いの?
この授業を最後まで聞いていただければ、UIデザイナーについてどんなものなのかを理解することができ、UIデザインもできるWebデザイナーになることができます。
どうぞ最後までご覧になってください。
- Webデザインとは
- Webデザインの仕事ってどういうことをする?
- Webデザイナーに必要なスキル
- UIデザインとは
- WebデザインとUIデザインってどう違うの?
- UIデザインの仕事ってどういうことをする?
- UIデザイナーに必要なスキル
- UIデザインがよくないとどんなことに?
- UIデザインとUXデザインってどう違うの?
- ビジュアルデザインとUIデザインの違い
- UIデザインとUXデザインはWeb・IT業界で重視されている
- WebデザイナーとUIデザイナーとUXデザイナー
- WebデザイナーとUIデザイナーではどちらが年収が高い?
- WebデザイナーとUIデザイナーそれぞれどんな人が向いている?
- WebデザイナーやUIデザイナーになるにはどうしたらいい?
- UIデザイナーになるための4つの勉強法
- Webデザイナーを経験してからUIデザイナーを目指すのがおすすめ
- まとめ
Webデザインとは

Webデザインというのは、Webサイトの見た目を制作することを意味します。
・レイアウトや色を選ぶ
・写真の加工
・文字のデザイン
といったような、他の媒体のデザインと同じように、その制作物のほぼ全てを手がけるもので、ユーザー目線になって考えることも、Webデザインを作る上でとても大切なポイントです。

Webデザインの仕事ってどういうことをする?

Webデザイナーは、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールを使ってデザインを制作します。
企業によっては、デザインだけでなく、その前の工程である企画や構成の仕事をすることもあります。
また、PhotoshopやIllustratorなどで作ったデザインをWeb上で見られるようにコーディングまでするWebデザイナーも多くいます。

Webデザイナーに必要なスキル

そしてそれに加えて、HTMLやCSS、JavaScript等を使ったコーディングスキルやクライアントや制作チームと仕事を進めていくためのコミュニケーション能力も必要になります。
転職するときの面接の時にも、デザインツールやプログラミング言語の経験年数は聞かれることが多いです。

UIデザインとは

UIとは、「User Interface」の略称で、「パソコンやスマートフォンなどの機械とユーザーの接点」のことを指しています。
WebサイトやアプリといったものにおけるUIデザインとは、コンピューターとユーザーが譲歩のやり取りをするためのインターフェースをデザインすることです。
そして、このUIをデザインする職業の人のことをUIデザイナーと言います。
WebデザインとUIデザインってどう違うの?

・Webデザイン・・・WebサイトやWebサービスの見た目の美しさを重視したデザイン
・UIデザイン・・・ユーザーがWebサイトやスマホアプリを操作しやすいようにするためのデザイン

UIデザインの仕事ってどういうことをする?

・Webサイトやアプリ上の要素のレイアウト
・ボタンの配置や大きさ
・色
・フォント
・検索機能
といった面でユーザー視線に立って操作しやすいサイトを作ることがUIデザインの仕事です。
ユーザーの行動分析やユーザビリティテストをして、ユーザーがアプリやサービスをどんな目的でどんな流れで使っているのかの確認を担当します。
このような調査をした結果をもとに企画を考えたり、ワイヤーフレームを作ったりしますし、場合によってはプロトタイプまで作ることもあります。
UIデザイナーに必要なスキル

・Photoshop
・Illustrator
・AdobeXD
・Webサイトの配色を考えるスキル
・最適なデザインを作る設計力
・サイトやアプリを使いやすい心地を考えて分析・改善する力
・不満に耳を傾けて改善するスキル
Webデザインのスキルと共通する部分もありますが、操作性をよくするために考えたり改善してより良いWebサイトやWebアプリを作っていくスキルがUIデザイナーには不可欠です。
UIデザインがよくないとどんなことに?

このことを考えると、良いデザインと悪いデザインそれぞれに言えることは次の通りだよ。
・良いデザイン・・・スムーズに使えて使用目的が達成しやすい
・悪いUIデザイン・・・スムーズに使えず目的が達成しづらい
・調べたい情報が見つけられない
・予約したいのに予約できない
・調べたいことの検索方法がわからない
UIデザインとは、ユーザーが目的を達成するためにはどうしたら良いのかを考えることです。
目的が達成されないと、ユーザーが大きな不満を感じることになりますので、UIデザインはとても重要な仕事だと言えます。
UIデザインとUXデザインってどう違うの?

UXとは、Webサイトやアプリを使っているときだけでなく、利用する前の期待感や、利用した後の印象を含めた全体のユーザー体験のことを指します。
設計品質と利用品質はそれぞれ次のように分かれます。
・客観的品質(あるページに到達されるまでの時間といった、具体的な数字で測ることができる「品質」
・主観的品質(心理的満足度といった、人間の主観でしか判断することができない「品質」
これらのことから
・UIは「客観的/主観的設計品質」
・UXは「客観的/主観的利用品質」
というように言えます。
なお、
・「客観的設計品質」は「ユーザビリティ」
・「主観的利用品質」はユーザーの「満足感」
というようになります。
このように「UI」と「UX」では、
・時間軸(利用時限定か利用前後も含めているのか)
・視点(設計の品質か利用品質か)
という2つが大きく異なってきます。

ビジュアルデザインとUIデザインの違い

デザインというとビジュアルデザインであると連想することが多いと思います。
ビジュアルデザインの目的は、
・ビジュアル(見た目)・・・装飾、色合い、写真、イラスト
によって良い印象を与えることですが、UIデザインの目的は
・ユーザーがWebサイトやアプリを操作しやすいようにする
ということは前にもお話ししてきましたよね。
これまでは、1人のデザイナーがこの「ビジュアルデザイン」と「UIデザイン」のどちらともを受け持つことが多かったのですが、この2つの目的は異なるもので、UIデザインの重要性が高まっていくにつれ、UIデザインにもこれまでよりも専門的な知識やスキルが必要になりつつあります。
・Webデザイナー(ビジュアルデザイナー)は、装飾美
・UIデザイナーは機能美
を重視する傾向です。
Webデザイナーにはビジュアル表現力を求められますが、UIデザイナーには設計力が求められるようになってきています。
UIデザインとUXデザインはWeb・IT業界で重視されている

UIデザインやUデザインは、概念が浸透してからまだ新しいので、具体的な仕事としては、Webサイトやアプリを開発するときに使われることが多いです。
・UXデザイン・・・ユーザーにとって快適に使えるように設計すること
・UIデザイン・・・UXデザインを画面上で実現すること
WebデザイナーとUIデザイナーとUXデザイナー

・それぞれが一つのスキルになる
・UI/UXデザイナーとして兼任することが多い
それぞれが一つのスキルになる

ここまでお話ししていましたが、Webデザイン、UIデザイン、UXデザインには重なり合う部分がたくさんあって、綺麗に線引きできるわけではありません。
Webデザイナー、UIデザイナー、UXデザイナーという呼び名はあっても、独立した人間でなければならないことはありません。
WebやIT業界において、Webデザイン、UIデザイン、UXデザインは全て別々のスキルだと考えるとわかりやすいでしょう。
これら3つ全部を知っているという人もいるでしょうし、そのうちのどれか一つのスキルに特化している場合もあります。
デザイナーは、自分の得意な分野によって名乗る肩書きを選べます。
また企業が募集する際には、必要に合わせてどのデザイナーを募集するのかを考えることが必要です。
UI/UXデザイナーとして兼任することが多い

Webデザイナー、UIデザイナー、UXデザイナーは、求人が出されている場合は、別々の職種とされていることが多いです。
転職サイトを利用するときは、それぞれの名称で検索すると見つけることができる一方、これらの職種をまとめて募集している場合もあります。
UIデザイナーとUXデザイナーは特に、仕事内容として重複している部分が多いので、「UI/UXデザイナー」として募集している企業もたくさんあります。
Webデザイナー、UIデザイナー、UXデザイナーの3つの職種をまとめて1人で兼任する場合も珍しくありません。
WebデザイナーはWebサイトをデザインする人ですが、UIデザイナーは、UIデザインを専門にWebデザインに携わる人で、一般的にWebデザイナーよりも高い専門性を持っていると言えます。
また、UXデザイナーは、「Webデザインだけでなく、いろんなサービスやプロダクトのUXをデザインするので、転職先もWeb業界だけでなく色々あります。
この3つの職種はそれぞれ求められるスキルが違うので、これらを兼任できる人は多くの企業で重宝がられるので、WebデザイナーがUIやUXデザインの知識やスキルを磨いておくとより良いでしょう。
WebデザイナーとUIデザイナーではどちらが年収が高い?

・Webデザイナーの年収
・UIデザイナーの年収
Webデザイナーの年収

会社勤めしているWebデザイナーの平均年収は480万円前後と言われています。

UIデザイナーの年収

それに対してUIデザイナーの平均年収は610万円前後です。
WebデザイナーとUIデザイナーそれぞれどんな人が向いている?

・Webデザイナーに向いている人はこんな人
・UIデザイナーに向いているのはこんな人
・Webデザイナーに向いている人とUIデザイナーに向いている人の共通点
Webデザイナーに向いている人はこんな人

Webデザイナーに向いているのは、
・美しいデザインをしたい人
・コミュニケーション力がある人
・Web制作に携わりたい人
です。

UIデザイナーに向いているのはこんな人

UIデザイナーに向いている人は
・機能美を追求したい人
・人の話を聞くのが得意な人
・スマホアプリが好きでその制作をしたい人
です。
Webデザイナーに向いている人とUIデザイナーに向いている人の共通点

Webデザイナーに向いている人とUIデザイナーに向いている人の共通点をあげるとすれば、「デザインで人を喜ばせることが好きな人」です。
WebデザイナーもUIデザイナーも、クライアントとのコミュニケーションを取ることも仕事です。
プレッシャーもありますが、自分が作ったデザインにに対しての成果や評価を直接感じることができ、自分が作ったデザインで誰かを喜ばせることができるというやりがいは大きいです。
WebデザイナーやUIデザイナーになるにはどうしたらいい?

WebデザイナーやUIデザイナーは、色々なツールを使いこなすことが求められる仕事なので、求められるスキルが増えてきています。
なので、そのスキルを身につけてこの職業に就きたい方は、プログラミングスクールに通うのが早く習得でき、確実な道です。
現役のデザイナーから実際の現場で使うスキルを教わることができますし、就職や転職サポートをしているところがほとんどです。


UIデザイナーになるための4つの勉強法

UIデザイナーに必要なことは、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールのスキルだけではなく、ユーザーの行動パターンやユーザーの真理を意識したデザインスキルを身につけることです。
デザインの感性やセンスだけでなく、論理的思考を付け加えてデザインを磨き上げるのがUIデザイナーの仕事です。
・本で学ぶ
・セミナーを受講する
・良いデザインをよくみる
・プロトタイプツールを利用してみる
本で学ぶ

デザインの基礎を学んで、UXを意識したUIデザインを作れるスキルを身につけることが大切です。
Webデザインがある程度できるようになってから、UIデザインについて学ぶのが良いでしょう。
UIデザインができるようになると、Web関係の仕事の幅が広がります。
基礎からUIデザインの勉強をするためには、内容が優しく説明されている本から読み始めるのが良いでしょう。

セミナーを受講する

また、セミナーの講師は、UIやUXデザインの経験者であることが多いので、より具体的な情報を教えてもらうこともできます。
UI・UX経験の講師に直接質問をしたり相談もすることができるのもセミナー受講の魅力の一つです。
セミナーを参加することを検討するときには、自分に合ったセミナーなのか、また有料セミナーの場合は、費用対効果が期待できるセミナーなのかをよく確認した上で参加しましょう。
・講師の経験や職種をチェックする
・セミナーは聴講型か、ワークショップ型か
・経験者向けのセミナーか、未経験者向けのセミナーか
・セミナーの参加費は有料なのか、無料なのか

良いデザインをよく観る

UIデザインという見地から、良いデザインを選び、徹底的によく見るように日頃から心がけておきましょう。
・ユーザーはどの部分が使いやすいと感じるのかを考える
・ユーザーはどの部分に不満を感じているのかを考える
・どうそいてこのデザインになっているのか
プロトタイプツールを利用してみる
出典:Pant Graph
UI/UXデザインは
・プロデューサー
・ディレクター
・エンジニア
・自分以外のWebデザイナー
などと連携しながら作り上げていくものです。
なので、制作チームでアイディアを共有して、デザインをコミュニケーションする方法として、プロトタイプツールを利用することが多くなってきています。
プロトタイプツールにもいろんなものがありますので、あなたの目的に合ったツールを選んで、実際に利用してみましょう。
デザインとプロトタイプができるツールは次の2つです。
・Adobe XD
・Sketch

Webデザイナーを経験してからUIデザイナーを目指すのがおすすめ

ここまで読んで、あなたもUIデザイナーになりたい!と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、まずはWebデザイナーとして、装飾美の力を身につけてからUIデザイナーを目指すことをおすすめしています。
いきなりUIデザイナーになろうとしてもそれは難しいです。
UIデザイナーは、余白や配色、レイアウトやジャンプ率などといったWebデザインのスキルがないと良いUIデザインはできません。
これからデザイナーとしてやっていきたい方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ

・Webデザインとは
・Webデザインの仕事ってどういうことをする?
・Webデザイナーに必要なスキル
・UIデザインとは
・WebデザインとUIデザインってどう違うの?
・UIデザインの仕事ってどういうことをする?
・UIデザイナーに必要なスキル
・UIデザインがよくないとどんなことに?
・UIデザインとUXデザインってどう違うの?
・ビジュアルデザインとUIデザインの違い
・UIデザインとUXデザインはWeb・IT業界で重視されている
・WebデザイナーとUIデザイナーとUXデザイナー
・それぞれが一つのスキルになる
・UI/UXデザイナーとして兼任することが多い
・UIデザイナーとUXデザイナーを募集した際どうやって採用するの?
・WebデザイナーとUIデザイナーではどちらが年収が高い?
・Webデザイナーの年収
・UIデザイナーの年収
・WebデザイナーとUIデザイナーそれぞれどんな人が向いている?
・Webデザイナーに向いている人はこんな人
・UIデザイナーに向いているのはこんな人
・Webデザイナーに向いている人とUIデザイナーに向いている人の共通点
・WebデザイナーやUIデザイナーになるにはどうしたらいい?
・UIデザイナーになるための4つの勉強法
・本で学ぶ
・セミナーを受講する
・良いデザインをよくみる
・プロトタイプツールを利用してみる
・Webデザイナーを経験してからUIデザイナーを目指すのがおすすめ
これから先は、Webデザインに加えてUI/UXデザインの分野ももっと求められることになることになります。
美しいだけでなく、ユーザーが使いやすいWebサイトやアプリにするためには、UI/UXデザインの知識やスキルが役に立ちますので、この分野も勉強しておきましょう。
私たちは頑張るあなたを応援しています。